%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%91FastPayは、ヤフーが2014年4月から開始した、webサイトにクレジット決済機能を簡単に導入できるオンライン決済サービスです。

そして、webサイトを運営する事業者は数行のコードを追加するだけでクレジットカード決済が導入できるそうなので、詳しい使い方や手数料について知りたいのではないでしょうか?

また、FastPayを使うにあたって、審査にはどれくらいの期間がかかるのかも気になりますよね。

そこで今回は、FastPayの導入や審査方法、また、使い方や手数料についても詳しくお伝えしていきます。

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FastPayの使い方は?導入や手数料、審査方法について

FastPayは、2002年にサービスを開始した「Yahoo!ウォレット」をベースにしたオンライン決済サービスです。

そして、Yahoo!ウォレットは、Yahoo!JAPANに会員登録したユーザーがクレジットカード情報を登録すると、Yahoo!ショッピングだけでなく外部のECサイトでもYahoo!JAPAN IDとパスワードがあれば簡単に決済できるサービスです。

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ただし、開通までに3ヶ月前後かかる点がネックだったことから、アメリカを始めとした諸外国でStripeなどの迅速で簡単に導入できるオンライン決済サービスにならって新たにスタートしたのがFastPayだそうです。

FastPayの使い方

FastPayは、事業者が導入するにあたって数行のコードを打ち込むだけで良く、直感的に見て分かるインターフェースや、導入が容易な点が評価が高いサービスです。

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上記のようなコードを自身のwebサイトのソースに打ち込むだけで利用を開始することができるそうです。

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実際に導入する時には、上記のようなステップで進むので、Yahoo!JAPAN IDの開設はもちろんのこと、加盟店審査として1週間程度の期間は要します。

そして、Visa、MasterCard、JCB、AMEX、Dinersといった5大クレジットカードブランドに対応しており、初期費用や返金費用、売上代金の振込費用も全て無料といったリーズナブルな点も嬉しいですね。

ただし、決済手数料には3.25%かかるので注意しましょう。

そして、無事に審査が済んでサービスを開始すると、APIの結果はダッシュボードですぐに確認できるため、リアルタイムに決済内容を確認することができるのでとても便利です。

それから、振込サイクルは月1回プラン(月末締め翌月末払い)と月2回プラン(15日締め月末払い、月末締め翌月15日払い)があり、後者は手数料に0.1%加算し3.35%で運用できるのだそうです。

さらに、FastPayでは継続課金にも対応していることから、事業者が商品の支払いに対して定期的な課金を設定することができ、定期購入サービスや会員費徴収などでも活用することができます。

そして、利用客にとっては払い忘れを防止することができ、事業者にとっては代金未回収の削減などのメリットがあるため、ハンドメイドサイトなどの事業者などにも好評なんだそうです。

しかも、FastPayの課金サイクルは「毎月」から「6ヶ月ごと」までひと月ごとに設定できるだけでなく、課金のタイミングは「利用客が買い物をした日」と「月初」の選択が可能で、初月を無料とし2ヶ月目から課金を発生させるなど柔軟なカスタマイズまでできるのです。

このように、非常にシンプルで便利な仕組みから、申請者の多くはカード決済の運用経験が少ない中小企業や個人事業主となっています。

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FastPayはTポイントカードにも対応!?

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FastPayでは、Tポイントでの支払いや付与が行なえるようになっているので、特に国内の利用者にとっては嬉しいですよね。

そして、設定方法も簡単で、加盟店審査完了後、ダッシュボードで本番環境に切り替えると、左側メニューにTポイント欄が表示されます。

それから、ダッシュボード左側メニューよりTポイント申込ページにアクセスし、請求精算用のクレジットカード情報を入力し「申し込む」ボタンを押すと完了です。

この直後から、ポイントの利用が開始され、テスト決済にも反映されるようになり、以下の支払い情報入力画面の赤枠部分に獲得ポイント、利用ポイントが表示されます。

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こうして追加開発を行なわなくても、ポイントの利用や付与を行なうことができるようになるんですね。

そして、ポイント利用の申込が完了すると、ポイントの付与倍率を設定することができます。

ちなみに、通常、ポイントの付与倍率は1倍ですが、期間を指定して倍率を変えることもできるそうです。

ただし、継続決済の付与倍率は1倍に固定されているため、設定を行っても対象にはならないそうなので注意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、FastPayの導入や審査方法、また、使い方や手数料についても詳しくお伝えしました。

FastPayはYahoo!JAPANが提供するオンライン決済サービスで、Yahoo!JAPAN IDがあれば数行のコードを自身のwebサイトに入力し、1週間ほどの審査を行うだけでサービスを開始でき、ダッシュボードで決済状況をリアルタイムに管理できるのでした。

そして、5大カードブランドに対応しており、手数料は決済手数料3.25%しかかからないので、中小企業やスタートアップの企業に人気で、継続課金にも対応していることから、利用者の払い忘れや事業者の未回収処理に役立つとのことでした。

さらに、FastPayはTポイントカードにも対応していて、Tポイントで支払いができたりポイントの付与もでき、これも設定方法は簡単で便利なので、気になる方はぜひ利用してみてくださいね!

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